食TABERU
自然の里山の恵みから、ブランド豚まで詳しくご紹介します。
県下で10番目の大きさの前山ダムをはじめ、周辺には四季を通じて遊べる場所があります。
来栖集落から前山ダムを一周する道沿いにはミニ88ヵ所の石地蔵が安置されています。
お地蔵さんを数えながら花見やバードウォッチングが楽しめる一周3キロの散策コース。
遊歩道をたどってダムの湖岸に降りることもできます。
前山ダムは釣り好きが集まるスポーツフィッシングの場所としても知られています。
遍路道には道標や丁石などが残り、結願の道が紡いだ歴史を感じる事ができます。
丁石には地蔵菩薩の像が彫られています。
地蔵菩薩は「苦しむ人々を救済する慈悲にみちた仏」で、道や峠に立って人々の安全を祈願すると言われています。
1968年に着工、1974年に完成した前山ダムは鴨部川を堰き止めてさぬき市の治水と水源確保に大きな役割を果たしていますが、日本中の多くのダムがそうであるように、建設計画の中で湖底に消えることとなった集落が存在します。
ダム周辺の道路には当時の暮らしを思わせる湖底に続く道や石段を見つけることができます。そこにあった暮らしの跡を見つけ、ダムの果たす役割に思いを馳せてみるのはいかが?